神奈川県横浜市戸塚区　外壁塗装　木部塗装は塗料選びが重要です｜外壁塗装・屋根塗装専門店　横浜市都筑区 有限会社オータペン

神奈川県横浜市戸塚区にて、外壁塗装を行いました。

今回は付帯部である木部の塗装の様子についてお伝えします。

【木部の特徴と塗料選び】

建物の多くには木材が使用されていますが、木材は外壁や鉄部とは違い、その特徴から塗料の種類・仕上げの種類が多くあります。

木部の特徴とは・・・

①調湿機能による伸縮

調湿機能を備えており、外の湿度の関係により湿気を吸収したり噴いたりする為、伸縮します。

②温かみのあるデザイン

木目（板目、柾目、杢目）が温かみのあるデザインを演出してくれます。

この2つの特徴がコンクリートや鉄部とは異なっています。

木部の塗装はその特徴から、調質性を妨げない『浸透型塗料』や、木目を生かす『クリアー仕上げ』、木目を生かしながらも着色される半透明の『着色仕上げ』など、様々な種類があります。

【木部塗装の工程】

塗装をする前に、まずは木部に塗装がしやすいように下地処理をしました。

木部用のペーパーを使ってケレンをします。

ケレンとは英語のcreanからきている言葉で、下地を綺麗にする作業です。

綺麗にしておかなければ、整えていない部分から塗膜が劣化していくので、念入りに処理します。

丁寧に毛羽立ちや汚れなどを除去していきました。

「塗装だけで大丈夫ですか？(下地処理)」は、こちらのページです。

下地処理の次は下塗りです。

下塗りでは木材の吸水性を抑える為の塗料を塗布しました。

吸水性を抑える事で塗膜の耐久性が高くなり、長持ちします。

続いて上塗り塗料を塗装します。

今回は浸透タイプの塗料を塗装しました。

浸透タイプは木材に浸透していく性質のクリヤー塗料です。

透明なので木目の見た目を生かしたい場合は浸透タイプがオススメです。

また、古い塗膜の上に重ね塗りをする事ができます。

ただ、デメリットもあります。

それは透明タイプではない塗料に比べて耐久性が劣る、という事です。

艶の調整もできません。

浸透タイプはメンテナンス頻度が多くなりますが、木部の質感を維持する事ができます。

反対に造膜タイプという色付きの塗料は木材の質感は失われますが、耐久性は高いのでメンテナンス頻度は少なくなります。

造膜タイプの場合は既存の塗膜を綺麗に除去してから塗装する必要があります。

「あなたのお家に最適な塗料は？」は、こちらのページです。

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